短期留学のメリットデメリットを解説!オンライン短期留学もご紹介
この記事を読んでいる方の中に、コロナ禍の今は、留学したくてもできないから諦めようそう思っている方がいるのではないでしょうか?
確かに、今は新型コロナウイルスで海外に行けず、「留学する」ということを考えにくい世の中になってしまっています。
しかし、「留学ができない」なんてことはありません。
今回は、コロナ禍の今だからこそできる留学を紹介します。
そもそも留学とは?
ひとえに留学といっても、「長期留学」と「短期留学」の2種類があります。
なので、まずは「長期留学」と「短期留学」の違いについて説明していきます。
長期留学とは、一般的にビザが必要になる3ヶ月以上の留学のこと。
大学によっては、「交換留学制度」がある大学もあります。
そうでない方の場合は、「ワーキングホリデー」を活用する方法もあります。
長期留学は、その国の言語下の環境に置かれるので、現地の言葉を使う機会が自然と多くなり、語学力が上達しやすくなるという利点があります。
また、現地でアルバイトなどをして働くこともでき、より深く現地の生活に入り込むことが可能となるので、その土地のことをよりよく知ることができます。
一方で、留学費用が高かったり、渡航前に学生ビザやワーキングホリデーの申請が必要となったりと、渡航前の手続きが多くなるなどのデメリットもあります。
そして、短期留学とは、一般的に「3ヶ月未満の留学」のことを言います。
短期留学については、次の項目で詳しく説明していきます。
短期留学とオンライン短期留学の違い
続いては、今回紹介したい「オンライン短期留学」について「短期留学」や「オンライン英会話」との違いなども交えて説明していきます。
オンライン短期留学とは、ZOOMなどオンラインのインターネットツールを使用し、日本にいながら海外留学と同じ授業をうけることができる「オンライン語学プログラム」のこと。
「バーチャル留学」とも呼ばれ、コロナ禍の現在注目されている留学方法です。
実際に短期留学をする際には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずが、現地参加となる短期留学のメリットについて、一つひとつ解説していきます。
短期留学のメリットとは?
短期留学のメリット1:少しの休みを利用して留学できる
短期留学は、最短1週間での留学が可能です。
学生の方は夏休みなどの長期休みを利用して、学業に負担をかけずに留学することができます。
社会人の方であれば、ゴールデンウィークなどを利用して手軽に留学することが可能です。
短期留学のメリット2:ビザをとる必要がない
短期留学は、長期留学と違いほとんどの国で観光ビザで行くことができます。
これにより準備期間が短くなるので、より早い渡航が可能です。
しかし、国によって観光ビザの期間が異なるので、事前に調べておくことが必須です。
短期留学のメリット3:留学費用が抑えられる
当然ですが、短期留学の方が長期留学に比べて、費用を安く抑えることができます。
こちらは、国別の留学期間と費用の一覧です。
アメリカ | オーストラリア | フィリピン | |
4週間 | 40〜60万 | 40万〜55万 | 25万〜40万 |
3ヶ月 | 100万〜150万 | 80万〜150万 | 55万〜90万 |
半年間 | 200万〜250万 | 140万〜250万 | 100万〜150万 |
1年間 | 270万〜450万 | 250万〜400万 | 150万〜250万 |
国にもよりますが、4週間と半年では約3〜5倍の違いが出てきます。
一方で、短期留学にはデメリットもいくつかあります。
短期留学のデメリットとは?
短期留学のデメリット1:飛躍的な語学上達が望めない
期間が短いので、長期留学に比べて語学上達は望めません。
留学前に勉強をしておいたり、行ってからの計画をしっかり立てておいたりするなどの工夫が必要です。
短期留学のデメリット2:生活に慣れてきた頃に終了する
慣れない環境に順応するには、時間がかかりますよね。
気候や生活に慣れてきた頃に留学が終了してしまうので、後から
もっと期間を長くしておけばよかった
などの問題が発生する可能性があります。
オンライン短期留学のメリットとは?
近年、話題となっているオンライン短期留学には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
オンライン短期留学には、現地参加となる短期留学と違うメリットがあるので、ご紹介します。
オンライン短期留学のメリット1:時間帯、場所を問わず勉強できる
オンライン留学は、ネット環境とPC(またはスマホ、タブレット)があれば自宅や職場、学校など場所を選ばずレッスンに参加することができます。
またレッスンを受講する時間帯を自由に選べる学校もあるため、柔軟に組むことが可能です。
オンライン短期留学のメリット2:カリキュラムが豊富
オンライン留学は、世界中の学校が提供しているので、その分いろいろな種類のカリキュラムが用意されています。
基礎科目だけでなく、日常会話、ビジネス、TOEIC、大学進学コースなど幅広いプログラムを受講できます。
また、その科目をマンツーマンで受講するか、グループで受講するのかを選ぶことも可能です。
オンライン短期留学のメリット3:学習を継続しやすい
オンライン留学は、あらかじめ受講期間を1週間単位で決める必要があります。
そのためオンライン留学は、期間の定めがないオンライン英会話と違い、初めからゴールが決まっており、継続のモチベーションを保ちやすいでしょう。
また、オンライン留学は、勉強時間が1日90分〜と実際に留学に行くのと同じ豊富な勉強時間が確保できるので、短期集中で語学力を向上させることができます。
1ヶ月のオンライン留学のレッスン時間は、週1回通う英会話スクールの1年分に相当します。
オンライン短期留学のメリット4:講師は教育機関のプロ
オンライン英会話の講師は、フリーで活動している講師が多いという特徴があるので、講師によっては当たり外れがある可能性も。
しかしオンライン留学は、教育機関のプロ講師によって実施されるので、授業の質が高いというメリットがあります。
また、講師が担任制なので、信頼関係を築きやすいという特徴もあります。
オンライン短期留学のメリット5:海外留学よりも費用が安い
オンライン留学の1番のメリットと言ってもいいのが、「費用を大幅に抑えられる」という点です。
留学費用を抑えられたら、嬉しいですよね。
一般的な語学学校への留学の場合、学費、寮費、航空券などを含めると1ヶ月30万円ほどかかります。
一方で、オンライン留学に必要な費用は学費のみなので、1ヶ月5〜10万円に抑えることができ、大幅なコストカットが可能になります。
オンライン短期留学のメリット6:新型コロナウイルスの影響を受けない
オンライン留学は、その名の通りオンラインなので、新型コロナウイルスの感染を気にする必要がありません。
海外への渡航が制限される中、海外の人と交流をもつことができる数少ない方法となっています。
オンライン短期留学のデメリットとは?
オンライン短期留学のメリットを説明しましたが、中にはデメリットもあります。
自分に合っている学校や留学先を選ぶことが大切です。
オンライン短期留学のデメリット1:日常生活で英語を使えない
オンライン留学は海外留学と違い、実際にその国で過ごす実生活がないので、授業以外で英語を使う機会がありません。
ですが、解決法はあります。
それは、講師の先生や同じグループの留学生と実際に友達になること。
友達になり、チャットやSNS上でやりとりをすることで、積極的にアウトプットをしていきましょう。
自分の行動やアイデアひとつで、チャンスを作ることができます。
オンライン短期留学のデメリット2:その国の文化を体験できない
オンライン留学は、実際その国に行くことはできないので、暮らしや文化を肌で感じることができません。
その国の文化に触れることも留学の醍醐味ですが、オンラインでは限界があります。
なので、学習面を重要視している人に適した留学方法と言えるでしょう。
オンライン短期留学のデメリット3:スケジュールの確保が必要
オンライン留学は、学校と同じスケジュールで動くので、授業は平日が中心となります。(土日対応している学校もあり)
そのため、平日にまとまった時間を確保する必要があります。
オンライン短期留学のデメリット4:国や学校によって時差がある
オンライン留学のサービスは、世界の教育機関が提供しているので、国により日本と時差がある場合も。
そのため、国によって時差を考えて授業を選ぶ必要があります。
新型コロナウイルスのリスク回避にオンライン化はオススメ
これからの留学方法として、短期留学とオンライン留学との違い、そしてメリットデメリットなどを紹介しました。
2020年から猛威をふるっている新型コロナウイルスの影響で、現在海外への渡航が制限されており、留学を断念する人が増えています。
その中で、2000年ごろから増え始めたオンライン留学も進化を遂げています。
現在では授業後にオンラインでのクラブ活動があったり、様々なアクティビティがあったりと、留学生同士の交流をより多く取れる環境が整ってきています。
これにより、国内にいながら海外の方と交流する機会が増え、海外の方との交流や文化に触れるハードルが下がってきています。
もし、
・留学に行きたいけど、新型コロナウイルスが心配
・時間ができたので海外の文化に触れたり交流してみたいけどお金はあまりかけたくない
と思っている方には、新型コロナウイルスのリスクを負わず、かつ海外の文化に触れるオンライン短期留学をおすすめします。
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