知識0からできる!初めてのオンラインスタディツアーガイド
世界の各地域で抱える社会問題を現地での支援、視察を通りて、体感したい人が参加するスタディツアー。
新型コロナウイルスをきっかけに、海外渡航が難しくなったことで、予定していたスタディツアーを断念した人も多いのではないでしょうか?
スタディツアーに興味あるけど、ハードルが高そう
予定指定スタディツアーが中止になったけど、諦めきれてない
社会問題に関心があるけど、スタディツアーでどんなことが学べるの?
そんなお悩みを抱える人に向けて、「知識0から始めるオンラインスタディツアー」というテーマで解説していきます。
なぜ「スタディツアー」に参加するのか?
スタディツアーに参加する理由の1つに、社会問題をテーマに多くの人と交流することで価値観を変えるような体験をしてみたい、ということが挙げられます。
スタディツアーに参加する人の意見や価値観に触れて、自分の思考を見つめなおすきっかけになると考えている人が多いため、意見を交わしあう楽しさを味わえるでしょう。
また、スタディツアーでは、さまざまな社会問題について、ニュースでは知ることができない体験ができます。
百聞は一見にしかずといわれるように、スタディツアーに参加することで、TV・書籍・ネットよりも、リアルで新鮮な体験ができます。
スタディツアーに関して、下記の記事でもご紹介していますので、参考にしてみてください。
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スタディツアーにはどんな種類があるのか?
スタディツアーでは、地域開発・環境問題・人権侵害・教育・福祉・医療・技術提供など問題を抱える人たちの支援を行います。
それぞれの問題に対する支援の方法も様々ですので、ツアーの種類は多岐にわたります。
また、スタディツアーは視察や見学を目的としていることが多いですが、「ワークキャンプ」と呼ばれる、現地で作業・仕事・支援を行い現地で寝泊まりすることを目的としたツアーもあるので、チェックしてみてください。
代表的なスタディツアーについて、下の記事でもご紹介していますので、参考にしてみてください。
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近年増えているオンラインスタディツアーとは?
現地を訪問するスタディツアーが一般的ですが、ネット環境があれば参加できるオンラインスタディツアーも増えてきました。
オンラインスタディツアーでは、動画や生配信、現地の方との通話などで現地のリアルな情報が得られます。
関心がある社会問題について、オンラインディスカッションを行っているスタディツアーもあります。
オンラインスタディツアーは、自宅や学校から参加できる点も魅力です。
海外に渡航して現地に訪れるには様々な準備が必要になりますが、オンラインであればパスポートや渡航費がかからず、自宅から参加できます。
また、オンラインスタディツアーは、現地スタディツアーに参加する前の事前学習としてもおすすめです。
どのような問題があるのかを事前に学習しておくと、さらに充実したスタディツアーになるでしょう。
詳しくは下記の記事でもご紹介していますので、参考にしてみてください。
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国内海外スタディツアーはオンライン参加がおすすめ >
オンラインスタディツアーと現地参加ツアーとの違い
現地で参加するスタディツアーでは、以下のようなことを体験し学ぶことができます。
・問題を抱えている人がどのように暮らしているか
・問題を抱えている人はどんなこと
・どんな活動によって支援しているのか
・どんな支援や解決方法が必要と考えられるか
現地の方の支援や交流を通して、社会問題をよりリアルに感じることができます。
オンラインスタディツアーでは現地でのリアルな体験はできないですが、現地の方々との交流や支援活動をしている人による解説を聞くことができます。
ニュースや本で知るよりもよりタイムリーでリアルな情報を得ることができるでしょう。
また、現地に訪問するより費用を抑えられることも魅力の一つです。
オンラインスタディツアーの費用相場は?
国内・海外のオンラインスタディツアーの費用相場は、1,000円~5,000円ほどです。
1時間~2時間ほどの内容で、フェアトレード商品がセットになったオンラインチケットもあります。
個人向けのオンラインスタディツアーもありますが、学校や企業向けの団体専用の貸し切りオンラインスタディツアーもあります。
こちらは、日程と人数によって価格が異なるので、関心があるオンラインスタディツアーを企画している団体に直接問い合わせてみましょう。
オンラインスタディツアーでどこに行ける?【海外編】
オンラインスタディツアーでは、国の問題を切り口に、その土地の様子をリアルタイムで感じることができます。
例えば、ブータン・マヤ民族・パレスチナ・ルワンダ・ミャンマーなど、訪れることが困難な場所のオンラインスタディツアーが存在している点も魅力といえるでしょう。
また、オンラインチケットの代金の一部は、難民支援金のために使われます。
世界の社会問題をオンラインでめぐり学びながら難民支援も行えることが、オンラインスタディツアーの特徴です。
詳しくは下記の記事でもご紹介していますので、参考にしてみてください。
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オンラインスタディツアーでどこに行ける?【国内編】
スタディツアーといえば海外のイメージがあるかもしれないですが、国内が訪問先となるスタディツアーも開催されています。
国内のオンラインスタディツアーは、食育を題材にしたものから、災害復興や環境問題を題材にしたツアーがあります。
例えば、沖縄県や福島県などのスタディツアーでは、環境問題や災害復興について学ぶことができます。
食べて応援するお土産付きのチケットなども販売されています。
また、最近では地域活性化を目的とするオンラインスタディツアーも増えています。
過疎化が進む田舎の問題を学び、グループセッションなどで意見交換するツアーです。
観光やインバウンドについて学べるプログラムになっており、地元の学生などが参加することで、交流を深められるオンラインスタディツアーです。
日本ではまだ少ないオンラインスタディツアーですが、SDGsを掲げ、環境や社会の問題に焦点を当てた活動が活発になっていることもあり、今後ツアーが増えることが予想されています。
国内外問わず、支援できる社会問題に目を向け、行動に移すことがとても素晴らしいことです。
興味がある生徒がいれば積極的に参加させてみましょう。
詳しくは下記の記事でもご紹介していますので、参考にしてみてください。
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国内のスタディツアー攻略ガイド!人気スタディツアーをご紹介 >
中学生、高校生に人気のスタディツアーとは?
中学生・高校生に人気のスタディツアーには、どのようなものがあるのでしょうか?
中学生に人気のスタディツアーとして、日本語で参加できる国際交流を目的としたツアーがあります。
現地の子供と交流することで、貧困や人権問題について学べるプログラムです。
高校生に人気のスタディツアーは、国際交流を目的に意見交換を行うツアーです。
短期留学のような体験ができるツアーが人気であり、ボランティアや現地の人と交流することで、社会貢献や諸問題に対する問題解決の意識が高まるでしょう。
また、東北大震災の復興と防災を目的としたスタディツアーも人気です。
被災された方の話を聞きながら、防災について学べるプログラムなので、支援と防災の意識を高めることができるでしょう。
身近な日本の出来事なので、学年を問わず関心が高いプログラムです。
詳しくは下記の記事でもご紹介していますので、参考にしてみてください。
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中学生向けオンラインスタディツアーを成功させる5つのポイント >
高校生向けオンラインスタディツアーを成功させる5つのポイント >
社会問題に目を向けるきっかけを中高生に!
今回は「オンラインスタディツアー」について解説しました。
インターネットやスマホの普及によって、誰でも様々な情報を受け取れる時代になりました。
だからこそ、学生が社会問題に触れる機会も増えてきます。
自分たちが不自由なく暮らしている中、世界でどんなことが起きているのか?
もしかしたら、自分たちの暮らしの裏で、誰かが苦しむ原因になっているかも。
そのような意識を持つ学生が増え、将来、そういった問題を解決する重要な一人になるかもしれません。
そのような機会を与えてあげるのも大人の役割かもしれないですね。